当院の理事長である高津は日本中にマウスピース矯正の知識を伝える歯科医師向け勉強会(歯科医師が400名以上在籍2024年1月現在)の代表を務めています。
「インビザライン矯正中だけど1日22時間も装着できていない…大丈夫かな…」
「インビザラインを検討しているけれど毎日22時間の装着を守れる自信が無くて不安…」
インビザラインは目立たないマウスピースを装着するだけで、理想の歯列に近づけることができる、近年大人気の矯正治療です。一般的なワイヤーでの矯正治療と異なり、マウスピースを自由に着脱できることも人気の理由の一つ。
ただしマウスピースがご自身で着脱できてしまうが故に、推奨装着時間である1日22時間を守れない方がいるのも事実です。残念ながらインビザラインは、推奨装着時間を守れなければ、十分な矯正効果が得られにくくなります。
そこで当ページでは、インビザラインを22時間装着するなんて無理!と感じる方のために、以下の内容を解説します。
現在インビザラインを使用中の方はもちろん、これからインビザラインでの矯正治療を検討されている方にも、役立つ内容をご紹介します。インビザラインの装着が煩わしく感じる理由を事前に知っておけば、治療開始前にご自身とインビザラインの相性をしっかり確かめることができるはずです。
当院は毎年何十人もの患者様に、インビザラインの治療をご案内しております。当院院長の高津は、歯科医師向けの勉強会でインビザラインについて指導を行うこともある、『インビザラインを歯医者さんに教える先生』です。
当院ではインビザラインでの矯正治療を検討されている方に、無料のカウンセリングを行っております。強引な勧誘などは一切致しません。矯正治療への不安なお気持ちを解消できるように、丁寧にお話を伺ってじっくり相談させていただきます。是非お気軽にカウンセリングにお越しください。
【この記事の執筆と監修者】
こうつ歯科・矯正歯科 (大阪府吹田市)理事長
CiAO マウスピース矯正勉強会 代表(歯科医師向け)
インビザライン プラチナプロバイダー
高津 充雄(歯科医師)(こうつ みつお)
歯ならびで後悔する人をなくしたいという想いで、 歯列矯正を安全に行うための知識を発信しています! 矯正治療では歯ならびを綺麗にするだけではなく、口元まで美しく整えることを心がけています。 可愛く・格好良くなっていただけるように、精密な診断とシミュレーションを活用して治療を行います。
目次
インビザラインは、歯に持続的な力をかけて、歯を移動させる治療法です。歯に力を加えると、歯の根にある歯根膜という組織が伸縮します。歯根膜の働きで新しい骨がつくられ、歯を動かすことができるのです。
インビザラインが22時間以上の装着が必要な理由は、以下の2つです。
歯は元の位置に戻ろうとする性質があり、矯正治療の際に移動した歯が元の位置に戻ってしまうことを、あと戻りと呼びます。治療中のあと戻りを防ぐために、インビザラインの長時間の着用が重要です。しかし、実際に治療を開始してみると、22時間以上の装着は難しいとお困りの患者様も非常に多いです。
そこでここからは、患者様が1日22時間の装着が難しいと感じる理由をご紹介します。インビザライン治療を検討中の方は、参考にしてください。
インビザラインは、1日に22時間はアライナーを装着しなければなりません。主に、食事と歯磨きをしている間の、2時間のみ外すことができます。
しかし、患者さまからは長時間の装着に苦痛を感じるとの声も。実際に、インビザラインを22時間装着し続ける自信がなくて、ワイヤー矯正に決めた患者様もいます。このような話を聞くと、不安になりますよね。
ここからは、インビザラインの22時間以上の装着が、無理だと感じる2つの理由について説明します。
以下で詳しく見ていきましょう。
インビザラインで矯正治療を行う際は、アライナーをつけたまま食事をすることはできません。外食時にはお手洗いに席を立ち、外す必要があります。また、食べ終わったあとは歯磨きをして、付け直さなければなりません。
飲み会や会食、旅行で食事の時間が長くなってしまうことはよくありますよね。
うっかりしていると2時間は過ぎてしまいますし、外した時間が気になって、食事を心から楽しめなくなる可能性も。
また、飲み物についても、アライナーをつけたままで飲めるのは水だけです。飲食時間が2時間を超えると、アライナーを装着しなければならないため、まだ周囲が楽しんでいてもご自身は水しか飲めない、といった状況が生まれます。そうなるとご自身が辛いだけでなく、楽しい雰囲気を壊してしまうかも、と不安になりますよね。
こういった場合の解決方法は、記事の後半に記載しておりますので、是非最後までご覧くださいね。
歯が動く時に、なぜ痛みが生じるかご存知ですか?歯が動く時には、歯ぐきの中で新しい骨が作られます。新しい骨がつくられる際に、痛みを感じる物質が分泌されるため、痛みが出るのです。
アライナーを交換して、最初の3日間は痛みを感じる場合があります。しかし、この期間は歯が動く大事な時期のため、耐えなければなりません。
歯の痛みや食いしばりによる頭痛があると、アライナーは取り外しができるため、つい外したくなってしまうでしょう。
また、歯の表面につけるプラスチックの突起物である、アタッチメントが頬に当たって口内炎ができてしまうこともあります。
ここまでインビザラインの22時間以上の装着が、無理だと感じる2つの理由について説明しました。では実際に、食事の際に長く外しすぎたり、痛みが原因で外してしまい、装着時間が短くなるとどうなるのでしょうか?
ここでは、インビザラインの装着時間が短いと生じる悪影響について解説します。
たった1日であれば問題はないですが、装着時間が足りない日が続くと、以下のようなトラブルが生じる場合があります。
歯が思うように動かないと、治療期間が伸び通院する手間も増えます。アライナーが合わなくなってしまうと、作り直しや治療計画の立て直しが必要になる可能性も。余分な時間や、費用を費やすことにつながります。
このような事態を防ぐために、インビザラインの1日22時間の装着時間を守ることが重要になります。
どうしても、22時間装着ができない時がありますよね。そのような時は、最低でも1日に20時間だけでもつけてみましょう。ただし20時間を下回ると、十分な矯正効果が得られない可能性が高まります。できるだけ、20時間以下にならないように気を付けてください。
20時間以下の装着時間が週に何度もある場合は、歯の動きに影響を与えてしまいます。
そのときは、アライナーの交換のタイミングを1日延ばして、延ばしたことを歯科医に話しておくことが必要です。最低20時間の装着もほとんどできないという場合は、ワイヤー矯正に切り替える方法もあるので、正直に報告しておきましょう。
ここまで、インビザラインの装着時間が短いと生じる悪影響を解説しました。痛みがあって外したくなったり、会食があって外している時間が長くなったりしますが、できるだけ長時間装着することが重要だとわかります。
せっかく治療を始めたからには、治療計画が遅れたり、ワイヤー矯正への切り替えが必要になって追加費用がかかる、といった事態は避けたいですよね。
ここからは、インビザラインを22時間装着しやすくする方法を3つ紹介します。
以下で詳しく説明していきます。
常に歯磨きシートを携帯することで、インビザラインの装着時間を守りやすくなります。毎食後、アライナーを装着する前に歯磨きをしなければなりません。そのままにしておくと、汚れや食べかすが残り、虫歯と歯周病の原因になってしまうからです。
しかし、外食時には歯磨きする場所がなかったり、時間がなくて歯磨きできない時がありますよね。歯を磨けないからといって装着しないでいると、1日の装着時間が減ってしまいます。
そういう時のためにマウスウォッシュや歯磨きシートを携帯しておくと、簡易的に歯磨きができるのです。そのあとすぐに口の中にアライナーを戻せるので、装着時間を守れます。
アライナー交換時に、アライナーを外したくなってしまうほどの痛みを感じる場合は、鎮痛剤を服用するのも一つの手です。
ただし、市販の鎮痛剤を服用する場合は、担当医にあらかじめ相談しておきましょう。
市販鎮痛剤のイブプロフェン系は、歯の動きに必要である炎症も抑える働きがあります。結果として、歯の動きが遅くなってしまう可能性も。
できれば、アセトアミノフェン系の鎮痛剤が良いとされていますが、担当医にどの鎮痛剤が良いか聞いてみましょう。
痛みが中々引かない場合も、違和感を放置せず担当医へ相談してください。
インビザラインは、アライナーを交換した最初の3日間が特に重要です。なぜなら、最初の3日間は矯正する力がより強くかかり、歯が大きく動く時期だからです。歯が動く時期にきちんと装着していると、治療効果が出やすくなります。
そのため、最初の3日間は必ず装着時間を守るようにしてください。守らないでいると、歯が動きやすい時期を逃し、治療があまり進まなくなってしまう恐れがあります。
アライナーを交換した日から3日間は、飲み会や旅行などのイベントを入れないようにしましょう。最初の3日間の装着時間が守れると、治療効果が得られやすいでしょう。
ここまで、インビザラインを22時間装着しやすくする方法を解説しました。実用的な方法を3つ紹介しましたが、どうしても装着時間が守れないことはあると思います。
アライナーの装着時間が短いと、歯が計画通りに動いていきません。新しいアライナーに交換した時に浮いてしまい、適切にはまらない可能性があります。アライナーの浮きを放置してしまうと、治療のやり直しになる可能性も。
最悪の場合を防ぐためにも装着時間が足りていない時は、早めに歯科医へ相談してくださいね。ズレを修正するための追加の処置や、その方にあった他の治療方法を提案してくれます。
きれいな歯並びにするために、きちんと向き合ってくれるでしょう。
このページではインビザラインを22時間装着するのが難しいと感じる原因や、22時間装着できないとどうなるのか、装着しやすくするための対策などを解説しました。
食事時間の問題や痛みの問題など、さまざまな原因でインビザラインの22時間の装着が難しくなることがあります。痛みの問題などは歯科医に相談することで、解決できる場合もあるので、必ず歯科医に相談しましょう。
正直なところ、毎日インビザラインを22時間装着し続けることは、簡単ではありません。とはいえせっかくの矯正治療なのですから、しっかりと矯正効果が得られて、理想の歯並びを実現していただきたいと思います。難しい部分もあるとは思いますが、当記事を参考にしていただき、できるだけ毎日しっかりとインビザラインを装着できるように頑張ってみてください。
当院は毎年何十人もの患者様にインビザラインの治療をご案内しております。当院院長の高津は、歯科医師向けの勉強会でインビザラインについて指導を行うこともある、『インビザラインを歯医者さんに教える先生』です。
当院ではインビザラインでの矯正治療を検討されている方に、無料のカウンセリングを行っております。強引な勧誘などは一切致しません。矯正治療への不安なお気持ちを解消できるように、丁寧にお話を伺ってじっくり相談させていただきます。是非お気軽にカウンセリングにお越しください。
歯並びを綺麗にしたいと一大決心して歯列矯正を始めてみたものの、ご自身の思い描いていたような歯並びや口元にならなかったら、とても辛くて悲しいでしょう。
歯列矯正で後悔しないように、この記事があなたのお役に立てたらとても嬉しいです。
歯列矯正で後悔しないようにするためには、しっかりとあなたの想いや希望を聞いてくれる歯科医師に出会うことが大切です。
ご自身の歯並びや口元をどのようにされたいのか親身に相談に乗り、そしてそのご希望に合うように治療を進めてくれる歯科医師に治療をお願いすれば、後悔のない理想的な歯並びを手に入れることができるでしょう。
マウスピース矯正の講師が行う
矯正治療
当院の理事長である高津は日本中にマウスピース矯正の知識を伝える歯科医師向け勉強会(歯科医師が400名以上在籍2024年1月現在)の代表を務めています。
また高津自身が講師を務める歯科医師向けマウスピース矯正の講習会でこれまでに450名を超える歯科医師(2024年1月現在)に指導をしています。
歯科界の第一線で活躍されている先生もご受講いただき、高い評価をいただいております。
通算治療実績300名以上
で経験豊富
理事長の高津はインビザラインの年間症例数が多いドクターに与えられるプラチナプロバイダーを4年連続で獲得、そして2023年はダイヤモンドプロバイダーを獲得(連携医院と共同)、通算治療実績は300名を超えています。
数字が全てではありませんが、マウスピース矯正で患者様が満足の行く治療結果を得るためには、技術や経験がないと難しいと言えるでしょう。
矯正治療のシミュレーションは全て理事長の高津が作成しますのでご安心しておまかせください。
お顔と歯並びを
総合的にデジタルで診断
マウスピース矯正では、治療開始前の精密検査のデータをもとに、3Dの治療計画ソフトウェアを使って、治療開始から治療終了までの歯の動きを3Dシミュレーションで見ることができます。
この3Dシミュレーションは、CT撮影で得られた骨のデータと重ね合わせすることができ、より安全に歯の移動を診断し、治療計画を立てることができます。
患者様の歯並びを綺麗にして口元を自然な美しさに改善するために、歯を見るだけではなく、お顔と歯並びのバランスを考え、デジタルを駆使して総合的に診断致します。
正面だけでなく、横顔の診断も大切にしています。お口元が出でいる方は、前歯を後ろに移動させると、とても綺麗な口元の印象に変わります。
そこに歯科医師の診断の差が出ます。口元が綺麗になると人生が変わります!
矯正相談(無料カウンセリング)で
あなたの想いをお聞きします
まず、しっかりと患者様のお気持ちをお聞きします。
歯並びやお口元をどのように気になられているのか、あなたの想いをお聞きします。
歯科医師と歯科衛生士が実際にお口の中を拝見し、口腔内写真を撮影し、必要に応じてレントゲンを撮影し今後の治療方針をご説明いたします。
貴重なお時間を使って当院にいらっしゃったことを後悔させません。
(レントゲンは保険診療費用をいただきます。正確な治療方針をご説明するためにレントゲン撮影を推奨しています)
医療コーディネーターがさらに
しっかりと想いをお聞きします
せっかく歯並びの相談に来たのに、時間が足らずに納得できるまでお話ができなくては時間の無駄になってしまうかも知れません。
当院では医療コーディネーターが在籍し、歯科医師と歯科衛生士による矯正相談の後にさらにしっかりとお気持ちをお聞きし、お悩みの解決のお手伝いをさせていただきます。医療コーディネーターまで在籍しているクリニックは中々ございません。
歯科医師や歯科衛生士に話しにくい内容もカウンセリングルームでゆっくりとご相談ください。
大阪の中心地から
お車で20分の好立地
こうつ歯科・矯正歯科は、新大阪からお車で15分、梅田から20分の好立地にあり、北摂エリアを中心に大阪中から患者様が来院されます。
患者様専用の駐車場を6台完備しています。
大阪府外の方も矯正治療のために通院されています。
矯正相談のご予約・ご来院
WEB診療予約フォーム、もしくはお電話にてご予約をお願い致します。
ご来院後、医療コーディネーターがあなたの想いをお聞き致します。「歯並びのガタガタが気になる」「口元が出ている」「八重歯を治したい」など、歯並びのお悩みをお聞かせください。
レントゲン撮影・お口の中のチェック
※矯正相談の際には、レントゲン検査(保険診療費:約3000円程度)をお勧めしております。レントゲン検査をせずにカウンセリングだけを受けることも可能ですが、レントゲン検査をしていただいた方が、より正確で具体的なアドバイスが可能です。
診療室に移動し、歯科医師、もしくは歯科衛生士がお口の中をチェックします。虫歯がないかどうかの確認も大切です。
口腔内写真の撮影・お顔の撮影
口腔内写真とお顔のお写真を撮影します。
お顔と歯並びの関係は、治療方針を決めるために重要です。
治療方針の説明
撮影した資料を診察室の大画面で見ていただきます。
写真をお見せしながら、現在のお口の状態からあなたの理想に近づくために矯正を行う場合の治療方針を説明致します。
無料カウンセリングは歯科衛生士が担当させていただくことがあります。
口腔内スキャン・簡易シミュレーションを用いた説明
最新デジタルの、口腔内スキャナー『iTero(アイテロ)』を使用し、お口の中を3D 画像としてコンピューターに反映します。従来の粘土のような材料による型取りではなく、スキャナーで多くの写真を撮ることによる最新の印象方法です。
AI機能を使用した簡易的な歯並びのシミュレーションをお見せ致します。
※歯並びの状態によっては口腔内スキャンを行わないことがあります。
カウンセリング
「大まかな治療方針は?」「抜歯が必要か?」「治療期間は?」「来院頻度は?」「マウスピース矯正のメリットとデメリットは?」「ワイヤーを使う可能性は?」「顎間ゴムの使用は?』「インプラントアンカーの使用は?」「費用は?」「医療費控除の目安は?」「医療ローンについて」など、様々な疑問を歯科医師、歯科衛生士、医療コーディネーターがしっかりとお時間をかけて解決致します。