【徹底比較】キレイラインとインビザラインの5つの違いを解説
インビザラインコラム一覧

「マウスピース矯正に興味があるけれどどれが良いか選べない」
「インビザラインが一番有名だけど、費用が高いしもっと安いのじゃダメなのかな?」
「キレイラインは流行ってるし、安いから安心できそう!」

当院にお越しの患者様方からも、よくこのような疑問や不安のお声をいただきます。近年人気の高まるマウスピース矯正ですが、マウスピース矯正とひとまとめにしても、さまざまなブランドが存在しています。

そこでこのページでは、マウスピース矯正でも最も有名でポピュラーな「インビザライン」と、費用が安く特に若い人から人気の高い「キレイライン」について、以下の内容を解説します。

  • マウスピース矯正とは?
  • キレイラインとインビザラインの違い
  • 自分に合った矯正治療の選び方

このページをご覧いただけば、あなたが矯正治療を選ぶ際に、キレイラインとインビザラインどちらが適しているか、判断する参考になるでしょう。せっかくの歯列矯正ですから、当ページを参考にご自身に合ったものを選んで、理想の歯並びを手に入れていただければと思います。

当院は毎年何十人もの患者様にインビザライン矯正治療をご案内しております。当院院長の高津は、歯科医師向けの勉強会でインビザラインについて指導を行うこともある、『インビザラインを歯医者さんに教える先生』です。

当院ではインビザラインでの矯正治療を検討されている方に、無料のカウンセリングを行っております。強引な勧誘などは一切致しません。矯正治療への不安なお気持ちを解消できるように、丁寧にお話を伺ってじっくり相談させていただきます。是非お気軽にカウンセリングにお越しください。

【この記事の執筆と監修者】

こうつ歯科・矯正歯科 (大阪府吹田市)理事長
CiAO マウスピース矯正勉強会 代表(歯科医師向け)
インビザライン プラチナプロバイダー

高津 充雄(歯科医師)(こうつ みつお)

歯ならびで後悔する人をなくしたいという想いで、 歯列矯正を安全に行うための知識を発信しています! 矯正治療では歯ならびを綺麗にするだけではなく、口元まで美しく整えることを心がけています。 可愛く・格好良くなっていただけるように、精密な診断とシミュレーションを活用して治療を行います。

>>経歴はこちら

マウスピース矯正とは|マウスピース型矯正装置で歯を動かす先進的な歯列矯正法

マウスピース矯正とは|マウスピース型矯正装置で歯を動かす先進的な歯列矯正法

マウスピース矯正とは、名前の通りマウスピースを装着することで矯正を行う治療です。ワイヤー矯正とは異なり、透明のマウスピースを装着して治療を行うため、自由に着脱可能な形式になっています。

手軽に始められることから、近年人気が高まっている矯正方法です。

マウスピースによる矯正もワイヤーによる矯正も、歯に持続的に力をかけることで歯を動かして矯正を行っていきます。マウスピース型の歯科矯正の場合、透明なマウスピースを用いて治療が進行するため、従来のワイヤー型の治療に比べて目立ちにくく、リーズナブルで、来院回数が少ないというメリットがあります。

一方で、矯正可能な歯並びや、対応できる範囲に制限があります。また、同じ治療を行う場合に、ワイヤーに比べて治療に時間がかかるなど、劣るポイントもあります。自分に合った治療方法を見つけるためにも、それぞれの治療法のメリットとデメリットを納得して選ぶことが大切です。

マウスピース矯正には「キレイライン」や「インビザライン」など複数の方法があるため、まずはそれぞれの特徴を詳しく説明します。

マウスピース矯正ブランド①:キレイライン

キレイラインは低価格なことから近年非常に人気の高まっているマウスピース矯正ブランドの一つです。

キレイラインを監修したのは矯正先進国であるアメリカで専門のトレーニングと臨床経験がある“石亀勝先生”です。治療の質を高く保つために、アメリカでの臨床経験をもつ先生が治療プログラムをサポートしているので、他のマウスピース治療に劣らない結果を生み出します。

キレイラインはマウスピース素材にもこだわっており、強度がありながらも割れない、弾性も有しているというマウスピース矯正に最適な素材を選択しています。また、ソフトとハードの2種類の硬さのマウスピースで順に矯正を行うので歯に徐々に負荷をかけていくため痛みが少なく満足感も高くなっています。

マウスピース矯正ブランド②:インビザライン

インビザラインはマウスピース矯正と呼ばれる治療のなかでも、アメリカの「アライン・テクノロジー社」が作製するマウスピース型矯正装置を用いて行うところが大きな特徴です。治療は歯科医師の治療計画に基づいて行われ、2022年12月時点ではすでに100ヵ国以上の国で1,300万人以上が治療を受けています。

歯型のデータを取るのは最初の1回だけです。しかも従来のように歯科材料を用いるのではなく、レントゲン写真や口腔内写真、光学スキャナなどのデータを用いて行います。最新のデジタル技術を駆使して作製されるマウスピースは再現性が高く、手作業のように歯科技工士の腕によって仕上がりにバラつきが出ることもありません。

またマウスピース矯正の中でもほとんど唯一の、全顎矯正に対応できる治療法です。

【徹底比較】キレイラインとインビザラインの5つの違い

キレイラインインビザライン
対応可能な症例部分矯正に対応部分矯正、全顎矯正どちらにも対応
歯型の採取方法アナログ式の場合もあるデジタル式でおこなう
アタッチメントの有無無い有る
噛み合わせの調整不得意得意
費用

違い①:対応可能な症例

キレイラインでは八重歯やガタガタの歯並び、出っ歯やすきっ歯、受け口などの歯並びに対応しています。前歯が閉じない、中心のズレ、かみ合わせが深いなどのケースにも対応していますが、治療の適用範囲は前歯の12本だけです。主に軽度のケースを対象とし、奥歯も含めて動かす必要がある場合はキレイラインでは対応できません。

対して、インビザラインで対応できる歯並びもキレイラインとほぼ同じですが、奥歯を含む全体を動かす必要があるケースも適用範囲です。見た目をきれいに整えることができるのはもちろんですが、抜歯を伴う症例にも対応し、奥歯も含めたかみ合わせも改善できます。

違い②:歯型の採取方法

違い②:歯型の採取方法

たくさんの種類があるマウスピース矯正ですが、マウスピース矯正の歯型の採取方法は「アナログ式」と「デジタル式」の2種類に大きく分けられます。

キレイラインは医院によってはアナログ式で、印象材(石膏やシリコンなど)を使って歯型を取ります。

それに対し、インビザラインはデジタル式で、3Dスキャナー(iTeroなど)を使って歯型を取ります。

アナログ式の矯正ではレントゲンやCT、セファロなどの診断結果をもとに、歯科医師が治療計画を立案し、歯型を採取、歯科技工士によってマウスピースが作製されます。デジタル式の場合、上記の撮影機器に加え、3Dスキャナーや専用のアプリ(シミュレーションソフト)を使って治療計画の立案およびマウスピースの設計(クリンチェック)を行います。

違い③:アタッチメントの有無

インビザラインの最大の特長として、「アタッチメント」があることが挙げられます。アタッチメントとは、歯につける小さな樹脂製のポッチのことです。アタッチメントを歯につけた状態でマウスピースを装着することで、強い力を歯にかけられるようになります。

インビザラインでは、このアタッチメントをつけることにより、それまでマウスピース矯正では不可能だった挺出(ていしゅつ:歯を引っ張り出すこと)や圧下(あっか:歯を歯ぐき側に押し下げること)ができるようになりました。アタッチメントによって歯を引っ張り出すことができるようになり、インビザラインはマウスピース矯正で初めて開咬(オープンバイト)の治療が可能となります。

対してキレイラインにはアタッチメントがないため、このような症例の治療は難しい側面があります。

違い④:噛み合わせの調整

③と同様の理由で、インビザラインはアタッチメントなどを活用し、複雑な歯の動きを行うことで噛み合わせの調整が可能です。回転(かいてん:歯のねじれを治すこと)やトルク(歯軸の傾きを治すこと)など、アタッチメントをつけることで、ほかのマウスピース矯正にはできない歯の移動をインビザラインは可能にしています。

対してキレイラインは、あくまでも歯列をキレイに見せることを目的とした矯正手法なので、噛み合わせの調整は得意としていません。

違い⑤:費用

キレイラインの矯正を受ける際、初回費用の目安は2万円、2回目以降はマウスピース2組の作製代として4万円ほどがかかります。トータルの費用は治療の程度や回数によって異なりますが、目安としては軽度ならば税込10~15万円、軽度~中度で15~20万円、中度以上は20~30万円程度です。

矯正治療に加えて虫歯治療を同時進行で行う場合や、抜歯を伴う治療、ワイヤー矯正と併用する場合は別途費用がかかります。金額は医院によって異なるため確認しましょう。

対してインビザラインの費用は、検査料や診断料、毎月の処置料なども含めて医院によってかなり幅があります。全顎矯正の場合、70万円〜120万円ほどまで幅が有るかと思います。

【どっちが良い?】キレイラインに向いている人・インビザラインに向いている人

【どっちが良い?】キレイラインに向いている人・インビザラインに向いている人

ここまでキレイラインとインビザラインの違いを比較してきましたが「結局自分はどっちがいいんだろう?」と迷ってしまう方もいるでしょう。そこでキレイラインに向いている方、インビザラインに向いている方をそれぞれまとめました。

キレイラインに向いている人

  • 軽度の症例の方
  • 見た目を中心に前歯だけ動かしたい方
  • とにかく安く治療して欲しいという方
  • 治療期間を短く済ませたい方

インビザラインに向いている人

  • 中程度〜重度度の症例の方
  • 見た目だけでなく噛み合わせまで調整したい方
  • 多少費用が掛かっても確実性の高い治療を受けたい方

まとめ:キレイラインとインビザライン|自分にあったブランドを選びましょう

まとめ:1日なら外しても大きな支障なし!常習的な着け忘れには要注意!

このページでは、数あるマウスピース矯正ブランドの中から、キレイラインとインビザラインについてご紹介しました。

キレイラインとインビザラインの違いは、以下の通りです。

キレイラインインビザライン
対応可能な症例部分矯正に対応部分矯正、全顎矯正どちらにも対応
歯型の採取方法アナログ式の場合もあるデジタル式でおこなう
アタッチメントの有無無い有る
噛み合わせの調整不得意得意
費用

このように、それぞれ得意な分野が全く異なる治療となるため、ご自身の症例に合わせた方を選ぶ必要があります。特にキレイラインは費用が安いのですが、できないことも多いため、いざ治療が開始してからキレイラインでは不十分だった、となると大変です。

キレイラインで治療したい場合も、インビザラインで治療したい場合も、必ず矯正治療を始める前に歯科医院のカウンセリングを受けて、ご自身にあった治療を見つけましょう。

当院は毎年何十人もの患者様にインビザラインの治療をご案内しております。当院院長の高津は、歯科医師向けの勉強会でインビザラインについて指導を行うこともある、『インビザラインを歯医者さんに教える先生』です。

当院ではインビザラインでの矯正治療を検討されている方に、無料のカウンセリングを行っております。強引な勧誘などは一切致しません。矯正治療への不安なお気持ちを解消できるように、丁寧にお話を伺ってじっくり相談させていただきます。是非お気軽にカウンセリングにお越しください。

矯正治療で後悔して欲しくない

歯並びを綺麗にしたいと一大決心して歯列矯正を始めてみたものの、ご自身の思い描いていたような歯並びや口元にならなかったら、とても辛くて悲しいでしょう。
歯列矯正で後悔しないように、この記事があなたのお役に立てたらとても嬉しいです。

歯列矯正で後悔しないようにするためには、しっかりとあなたの想いや希望を聞いてくれる歯科医師に出会うことが大切です。
ご自身の歯並びや口元をどのようにされたいのか親身に相談に乗り、そしてそのご希望に合うように治療を進めてくれる歯科医師に治療をお願いすれば、後悔のない理想的な歯並びを手に入れることができるでしょう。

私たちが選ばれる 6つの理由

マウスピース矯正の講師が行う矯正治療

01

マウスピース矯正の講師が行う
矯正治療

マウスピース矯正の講師が行う矯正治療

当院の理事長である高津は日本中にマウスピース矯正の知識を伝える歯科医師向け勉強会(歯科医師が400名以上在籍2024年1月現在)の代表を務めています。

マウスピース矯正の講師が行う矯正治療

また高津自身が講師を務める歯科医師向けマウスピース矯正の講習会でこれまでに450名を超える歯科医師(2024年1月現在)に指導をしています。
歯科界の第一線で活躍されている先生もご受講いただき、高い評価をいただいております。

02

通算治療実績300名以上
で経験豊富

マウスピース矯正の講師が行う矯正治療

理事長の高津はインビザラインの年間症例数が多いドクターに与えられるプラチナプロバイダーを4年連続で獲得、そして2023年はダイヤモンドプロバイダーを獲得(連携医院と共同)、通算治療実績は300名を超えています。
数字が全てではありませんが、マウスピース矯正で患者様が満足の行く治療結果を得るためには、技術や経験がないと難しいと言えるでしょう。

デジタルを駆使したマウスピース矯正

矯正治療のシミュレーションは全て理事長の高津が作成しますのでご安心しておまかせください。

マウスピース矯正の講師が行う矯正治療
お顔と歯並びを総合的にデジタルで診断

03

お顔と歯並びを
総合的にデジタルで診断

マウスピース矯正の講師が行う矯正治療

マウスピース矯正では、治療開始前の精密検査のデータをもとに、3Dの治療計画ソフトウェアを使って、治療開始から治療終了までの歯の動きを3Dシミュレーションで見ることができます。

マウスピース矯正の講師が行う矯正治療

この3Dシミュレーションは、CT撮影で得られた骨のデータと重ね合わせすることができ、より安全に歯の移動を診断し、治療計画を立てることができます。

マウスピース矯正の講師が行う矯正治療

患者様の歯並びを綺麗にして口元を自然な美しさに改善するために、歯を見るだけではなく、お顔と歯並びのバランスを考え、デジタルを駆使して総合的に診断致します。
正面だけでなく、横顔の診断も大切にしています。お口元が出でいる方は、前歯を後ろに移動させると、とても綺麗な口元の印象に変わります。
そこに歯科医師の診断の差が出ます。口元が綺麗になると人生が変わります!

改善後のイメージを治療開始前にシュミレーション

04

矯正相談(無料カウンセリング)
あなたの想いをお聞きします

マウスピース矯正の講師が行う矯正治療

まず、しっかりと患者様のお気持ちをお聞きします。
歯並びやお口元をどのように気になられているのか、あなたの想いをお聞きします。
歯科医師と歯科衛生士が実際にお口の中を拝見し、口腔内写真を撮影し、必要に応じてレントゲンを撮影し今後の治療方針をご説明いたします。
貴重なお時間を使って当院にいらっしゃったことを後悔させません。
(レントゲンは保険診療費用をいただきます。正確な治療方針をご説明するためにレントゲン撮影を推奨しています)

05

医療コーディネーターがさらに
しっかりと想いをお聞きします

マウスピース矯正の講師が行う矯正治療

せっかく歯並びの相談に来たのに、時間が足らずに納得できるまでお話ができなくては時間の無駄になってしまうかも知れません。
当院では医療コーディネーターが在籍し、歯科医師と歯科衛生士による矯正相談の後にさらにしっかりとお気持ちをお聞きし、お悩みの解決のお手伝いをさせていただきます。医療コーディネーターまで在籍しているクリニックは中々ございません。
歯科医師や歯科衛生士に話しにくい内容もカウンセリングルームでゆっくりとご相談ください。

改善後のイメージを治療開始前にシュミレーション

04

大阪の中心地から
お車で20分の好立地

マウスピース矯正の講師が行う矯正治療

こうつ歯科・矯正歯科は、新大阪からお車で15分、梅田から20分の好立地にあり、北摂エリアを中心に大阪中から患者様が来院されます。
患者様専用の駐車場を6台完備しています。
大阪府外の方も矯正治療のために通院されています。

無料相談と治療の流れ

01

矯正相談のご予約・ご来院

無料相談と治療の流れ

WEB診療予約フォーム、もしくはお電話にてご予約をお願い致します。
ご来院後、医療コーディネーターがあなたの想いをお聞き致します。「歯並びのガタガタが気になる」「口元が出ている」「八重歯を治したい」など、歯並びのお悩みをお聞かせください。

02

レントゲン撮影・お口の中のチェック

無料相談と治療の流れ

※矯正相談の際には、レントゲン検査(保険診療費:約3000円程度)をお勧めしております。レントゲン検査をせずにカウンセリングだけを受けることも可能ですが、レントゲン検査をしていただいた方が、より正確で具体的なアドバイスが可能です。
診療室に移動し、歯科医師、もしくは歯科衛生士がお口の中をチェックします。虫歯がないかどうかの確認も大切です。

03

口腔内写真の撮影・お顔の撮影

無料相談と治療の流れ

口腔内写真とお顔のお写真を撮影します。
お顔と歯並びの関係は、治療方針を決めるために重要です。

04

治療方針の説明

無料相談と治療の流れ

撮影した資料を診察室の大画面で見ていただきます。
写真をお見せしながら、現在のお口の状態からあなたの理想に近づくために矯正を行う場合の治療方針を説明致します。
無料カウンセリングは歯科衛生士が担当させていただくことがあります。

05

口腔内スキャン・簡易シミュレーションを用いた説明

無料相談と治療の流れ

最新デジタルの、口腔内スキャナー『iTero(アイテロ)』を使用し、お口の中を3D 画像としてコンピューターに反映します。従来の粘土のような材料による型取りではなく、スキャナーで多くの写真を撮ることによる最新の印象方法です。
AI機能を使用した簡易的な歯並びのシミュレーションをお見せ致します。
※歯並びの状態によっては口腔内スキャンを行わないことがあります。

06

カウンセリング

無料相談と治療の流れ

「大まかな治療方針は?」「抜歯が必要か?」「治療期間は?」「来院頻度は?」「マウスピース矯正のメリットとデメリットは?」「ワイヤーを使う可能性は?」「顎間ゴムの使用は?』「インプラントアンカーの使用は?」「費用は?」「医療費控除の目安は?」「医療ローンについて」など、様々な疑問を歯科医師、歯科衛生士、医療コーディネーターがしっかりとお時間をかけて解決致します。

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