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インビザラインのメリット・デメリット

全世界で1,100万人以上に使用された(2021年1月現在)マウスピース矯正のパイオニア的存在のインビザライン。ここではインビザラインのメリットとデメリットについて解説します。

「インビザラインってよく聞くけれど何が良いの?」
「良い話ばかり聞くけれど、デメリットはないの?」

このような疑問をお持ちの方は、ぜひご覧ください。

インビザラインの5つのメリット

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まずはインビザラインのメリットを紹介します。
「ワイヤー矯正とインビザライン」を比較した際のメリット、「他のマウスピース矯正とインビザライン」を比較した際のメリット、どちらも紹介するので歯列矯正を検討している方はぜひご覧ください。

以下の5点がインビザラインのメリットです。

1. 目立ちにくく周囲から矯正中だと気付かれない
2. 矯正中の行動制限が少ない
3. 症例数が多く技術的に信頼できる
4. 治療前に3Dで治療計画が見れる
5. 計画的に歯列を操作できる

以下でそれぞれについて、さらに詳しく紹介いたします。

メリット①:目立ちにくく周囲から矯正中だと気付かれない

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従来までの矯正で多く用いられてきたワイヤー矯正は、歯にワイヤーを装着するため、周囲から見て目立ってしまいます。矯正中の見た目がネックで矯正に踏み切れなかった方も多いでしょう。

対して当院のマウスピース矯正で使用するインビザラインのマウスピース(アライナー)は透明で、装着していてもほとんど目立ちません。毎日顔を合わせる家族にも気付かれなかった、という患者様もいるくらいです。

もちろん透明で目立ちにくいとはいえ、口元を注意してよく観察すれば、マウスピースをつけていることはわかります。「どうしても矯正中だとバレたくない!」というタイミングでは、一時的にマウスピースを外すことで、絶対に矯正中だとバレないようにすることも可能です。(ただしインビザラインは1日21時間以上の装着を推奨しているため、長時間外しておくことは難しいですが...)

メリット②:矯正中の行動制限が少ない

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インビザラインとワイヤー矯正を比較した際に、大きなメリットとして、矯正中の行動制限が少ないことが挙げられます。

ワイヤー矯正の最中には、原則として以下のような行動は制限されます。

  1. 身体が触れ合うような激しいスポーツ
  2. 粘り気の強い食事(キャラメルやお餅など)
  3. かたい食べ物(お煎餅や分厚いステーキなど)
  4. 装置に着色してしまいそうな食べ物(カレーやコーヒーなど)
  5. 装置と歯の間に挟まりやすい食べ物(繊維質の野菜や細い乾麺など)

インビザラインの場合は、食事の際にはマウスピースを取り外せるため、食事の制限がありません。また万が一マウスピースに色がついてしまった場合も、マウスピースは10日前後で取り替えるため、あまり心配は必要ないでしょう。

金属を使用するワイヤー矯正の場合、激しいスポーツは制限されますが、インビザラインはプラスチック製で危険が少なく、スポーツの制限もありません。

メリット③:症例数が多く技術的に信頼できる

インビザラインと他のマウスピース矯正を比較した際に、インビザラインが世界的に優れた技術が認められている矯正装置である、という点が大きなメリットになります。

米国アライン・テクノロジー社によって1999年に開発されたインビザラインは、2022年1月現在世界で最も多くの治療実績を誇るマウスピース矯正で、症例数は1,100万を超えています。

またそれだけ人気がある製品だからこそ、常にシステムのアップデートに資金を投入しており、インビザラインの技術は日々進歩しています。

数多くの症例データから、最も効率的な歯の動かし方を導き出し、3Dシミュレーションで事前に治療計画も確認できるため、医師にとっても患者様にとっても優れた矯正装置だと言えるでしょう。

メリット④:治療前に3Dで治療計画が見れる

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クリンチェックと呼ばれる、治療計画の3Dシミュレーションをコンピューター画像で確認できるシステムも、インビザラインの大きなメリットです。

従来の矯正では、矯正治療中に歯がどのように動くのか、最終的にどのような歯並びになるのかは、医師の口頭での説明や模型を使った説明程度が限界でした。対してインビザラインの場合は、矯正治療が完了するまでにどのように歯が動くのか、最終的にはどのような歯並びになるのかを、3D画像で確認して、患者様が納得してから治療を開始できます。

また、以下のような内容も治療前に確認できます。もしも治療前に以下の内容で納得ができなければ、治療を見送るのも問題ありません。

  1. 費用の総額
  2. 矯正完了までの期間の目安
  3. 矯正完了までに必要なマウスピースの枚数
  4. 治療期間中の歯の動きのシミュレーション

ワイヤー矯正は、「いつ治療が終わるのか」「今治療の何割程度まで完了しているのか」がわかりづらく、ストレスに感じる患者様も多くおられました。インビザラインであれば、治療計画と照らし合わせ、いつ治療が終わるのか、現在の治療進捗がどの程度なのか、患者様にとっても把握しやすく安心して矯正治療を受けていただけるかと思います。

メリット⑤:計画的に歯列を操作できる

インビザラインによるマウスピース矯正は、ワイヤー矯正と比較して段階的・計画的に歯列を動かせるというメリットがあります。

ワイヤー矯正は歯全体をワイヤーでつなぐため、矯正の際には全ての歯が同時に動いていきます。対してインビザラインでは、少しずつ段階を踏んで歯を動かすことができます。歯列が変化する段階については、治療前に3Dシミュレーションで確認しているので、患者様は安心して治療を受けられます。

また歯全体を一度に動かさず、段階的に歯列を動かすことより、歯列矯正の痛みが分散されて抑えられるといった利点があります。歯列矯正につきものだった痛みや違和感を抑えられるのは、大きなメリットになりますね。

インビザラインの4つのデメリット

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ここまでインビザラインのメリットを解説してきましたが、実はインビザラインにもデメリットがあります。治療開始後にデメリットに気づき、やっぱりやめておけばよかった...なんてことにならないためにも、治療前の今、ぜひデメリットにも目を向けておきましょう。

以下の4点がインビザラインのメリットです。

1. 医師の知識や経験で結果に差が出る
2. インビザラインでは矯正できない歯並びがある
3. 歯周病の方やインプラントの方は矯正できない場合が
4. 毎日長時間マウスピースを着ける必要がある

以下でそれぞれについて、さらに詳しく紹介いたします。

デメリット①:医師の知識や経験で結果に差が出る

意外と知られていませんが、インビザラインもワイヤー矯正と同じように、医師の知識や経験によって治療結果に差が出ます。

インビザラインはそのシステムが3Dシミュレーションで歯の動きを予測したり、治療計画を作成したりします。しかし実際の治療現場では、患者様の希望や歯並びなどに応じて、医師が治療計画を微調整する場合があります。

この微調整により、最終的な矯正の出来が変わってきます。そのためインビザラインを検討している方は、知識と経験の豊富な医師のいる医院で治療を受けることをお勧めします。

手前味噌で恐縮ですが、当院の院長である高津はマウスピース矯正の歯科医師向け勉強会の代表を務める、経験・知識ともに豊富なドクターです。インビザラインを検討中の方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

デメリット②:インビザラインでは矯正できない歯並びがある

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インビザラインは治療に適した骨格や歯並びがあります。逆にいえば、適さない骨格や歯並びの場合は、インビザラインでは矯正できない場合もあるのです。

インビザラインで矯正できない歯並びの代表例は、以下の4つです。

  1. ズレの大きな出っ歯
  2. ズレの大きな受け口
  3. 埋没歯がありマウスピースが歯に当たらないような歯並び
  4. 抜歯が必要で前歯が内側に倒れ込むようなリスクのある歯並び

これらの歯並びは、インビザラインが不向きだと言われています。出っ歯や受け口については、ズレが大きいと骨格のズレを改善する必要があり、外科手術が必要となります。そういった場合は、インビザラインでの治療は難しいでしょう。

インビザラインでの治療が適した歯並びは、こちらのページに記載しております。>>インビザラインで対応できる歯並び一覧

インビザラインでの矯正が可能かどうかは、経験の豊富な医師に直接聞いてみるのが最も正確です。当院の無料カウンセリングでも、あなたの歯並びがインビザラインに向いているかどうかはもちろん、それ以外にもさまざまな疑問にお答えするので、お気軽にお問い合わせください。

デメリット③:歯周病の方やインプラントの方は矯正できない場合が

インビザラインのデメリットとして、歯周病の方やインプラントの方は矯正できない場合がある、という点が挙げられます。

インプラントは歯茎の骨にインプラントの土台を埋め込んでいるため、天然の歯のように矯正装置で動かすことができません。ただし、矯正したい歯とインプラントの歯が別で、インプラントの歯が矯正の邪魔にならなければ、インプラントが入っていても矯正できる場合もあります。

もしインプラント治療を行いたい方で、歯並びも気になるという方は、先に矯正を行ってからインプラント治療を行うのが良いでしょう。

また歯周病がある方は、先に歯周病を治さなければインビザラインで矯正はできません。歯周病のままインビザラインのマウスピースを装着していると、プラークが溜まって歯周病が悪化してしまいます。また重度の歯周病で歯がグラグラしている場合、矯正の負荷に耐えられず歯が抜けてしまう恐れがあります。

当院の診療方針は「予防歯科治療」を軸とした、患者様の現在のお口の状態だけでなく、将来のリスクなどにも目を向けた治療です。矯正を行う前に徹底的に歯周病治療を行い、せっかく矯正した歯が歯周病で脱落してしまうことを未然に防ぎます。

デメリット④:毎日長時間マウスピースを着ける必要がある

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従来のワイヤー矯正は、矯正治療中の取り外しができず、一度つけたら歯科で外すことがない限りは装着したまま、という特徴がありました。

対してインビザラインは、取り外しのできるマウスピースなので、患者様の好きなタイミングでつけたり外したりができます。例えば食事の際や歯磨きをする際には、マウスピースを外します。

だからといって、外出時はずっと外しておく、というような使い方はできません。インビザラインは1日21時間以上の装着を推奨しており、それが守られていない場合は、十分な矯正効果が得られない可能性があります。
ワイヤー矯正であれば、そもそも「着ける」「外す」という概念がありませんが、マウスピース矯正は自由に外せてしまうので、患者様の意志でしっかり長時間装着することが重要です。

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こうつ歯科・矯正歯科の「マウスピース矯正専門サイト」にお越し頂きありがとうございます。
マウスピース矯正は多くの症例に対応できるだけでなく、矯正中の患者様へのストレスが非常に少ない矯正治療です。
私はそんなマウスピース矯正をもっと普及させたいと考え、歯科医師向け勉強会の代表を務めたりと、マウスピース矯正の普及に尽力してきました。
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