歯のクリーニングcleaning
プラーク(歯垢)や歯石が溜まると、虫歯や歯周病の原因になります。歯のクリーニングはホワイトニングと違い、歯や歯茎の健康維持に役立つ施術です。
吹田市、北千里・山田駅の歯医者「こうつ歯科・矯正歯科」では、定期的な歯科医院での歯のクリーニングを推奨しております。
歯磨きで落とせる汚れと落とせない汚れ
- 虫歯や歯周病、口臭の予防のために、多い方で１日３回、少ない方でも１日１回は歯を磨くと思います。ただ歯に付着する汚れには歯ブラシや歯間清掃器具などで落とせるものばかりとは限りません。このような汚れについては、定期的な歯科医院でのクリーニングで落としていくことが大切です。
歯磨きでは落とせない汚れ
バイオフィルム
お口の中の細菌は「プラーク（歯垢）」という集合体を作り、そこに「バイフィルム」という強力な膜を張りめぐらします。バイオフィルムが一度作られると、歯ブラシでは落としにくくなります。
歯石
プラークが長く放置されると、唾液中の成分によって石のように硬い「歯石」へと変化します。歯石は歯ブラシ、歯間ブラシ等で落とすことはできません。
着色物
食べ物に含まれる着色成分やタバコのヤニ汚れなども、歯の表面に沈着すると歯ブラシでは落とせなくなります。
予防の２本柱は「セルフケア」と「プロフェッショナルケア」
- 毎日のセルフケア（歯磨き）は虫歯・歯周病予防の基本ですが、残念ながら歯磨きだけではこれらの病気を予防することはできません。虫歯や歯周病の多くは、普段の歯磨きでは落としきれない汚れから発生していきます。したがって虫歯・歯周病を予防するうえでは日々のセルフケアにくわえ、歯科医院での定期的なプロフェッショナルケア（クリーニング）を習慣づけることが重要です。
歯のクリーニングの種類
PMTC（プロフェッショナル・メカニカル・トゥース・クリーニング）
- PMTCはProfessional Mechanical Tooth Cleaningの略語で、日本語に直すと「プロによる機械的な歯のクリーニング」となります。歯科医院ではクリーニングのプロである歯科衛生士が、専用の機械を用いて、セルフケアでは落としきれないバイオフィルムや着色などの汚れを隅々まで丁寧に落としていきます。
歯石の除去（スケーリング）
- 手用のスケーラーや超音波スケーラーなどを用いて、歯石を取り除いていきます。歯石はザラザラした表面に細菌が付着しやすく、そこから新たな虫歯や歯周病を発生させてしまうため、歯科医院で定期的に除去することが肝心です。
